小児科

小児科について

小児科について

お子様の健やかな成長をサポートするために、病気の治療以外にも、保護者の方の子育てのお悩みや不安などの相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。当院にお越しになる保護者の方の多くが、お子様の健康や発育について不安を抱えていらっしゃいます。その不安が少しでも解消できるように、精一杯お手伝いさせて頂きます。

お子様に治療を行う際には、できるだけ恐怖心を抱かせないように、優しく丁寧に話しかけることを心がけています。また、治療中は保護者の方ではなく、お子様の方を見るようにし、お子様に「自分が診てもらっている」という安心感を与えるようにしています。そして治療後には、「よく頑張ったね」と褒めてあげることで、お子様に達成感を得てもらうようにしています。どんなに小さなお子様であっても、そして、「病院で治療を受けて、帰る」ということだけであっても、達成感を得ることはできます。これにより、当院で治療を受けることが病気の治癒だけでなく、お子様の成長にも繋がれば幸いです。「お子様の成長を支える場所」として、当院は心身ともにサポートさせて頂きます。

お子様の成長をトータルにサポートします

お子様の病気、予防接種、保護者の方の子育てに関するお悩みまで、トータルにお応えすることで「お子様の健やかな成長」をサポートします。「診察してお薬をお渡ししたら、それで終わり」ではなく、プラスアルファのサポートを提供することで、「安心して任せられる医院」「患者様から選ばれる医院」を目指します。

ガイドラインにのっとった安全な治療を行います

当院ではお子様を診る際、ガイドラインにのっとった安全な治療を行うように心がけております。「ガイドラインにのっとった治療」とは「基本に則した治療」とも言うことができ、お子様により安全な治療が提供できるものと考えております。各病気に関するガイドラインは年月を経ることに更新されていますが、そうした進歩に遅れをとることがないように、日々研鑽を積んでおります。

お子様の病気について

おたふくかぜ

おたふくかぜ

おたふくかぜとは、耳の下(耳下腺)が腫れて痛みが生じる病気です。正式名称は「流行性耳下腺炎」と言います。主に、ムンプスウイルスの唾液を介した飛沫感染により感染します。左右の耳下腺が腫れることが多いのですが、片方だけ腫れることもあります。通常、腫れは1週間から10日程度続き、最初の3~4日間は熱をともなうことがあります。幼児から小学校低学年の頃にかかりやすい病気とされています。

水ぼうそう

水ぼうそう

水ぼうそうとは、水痘・帯状発疹ウイルス(VZV)の飛沫および接触感染により発症する病気です。発熱のほか、全身に水をもった赤い発疹が現れます。また、免疫力が低下するとウイルスが活性化し、帯状発疹を起こすこともあります。通常、発疹は2~3日程度続き、その後乾いて黒いかさぶたになります。水ぼうそうは感染力が強いため、予防接種を受けなければ90%以上の方がお子様のうちに感染します。

りんご病

りんご病とは、「ヒトバルボウイルスB19」というウイルスに感染することで発症する病気です。頬がりんごのように赤くなることから、このような名称で呼ばれています。発症すると太腿や腕に赤い斑点やまだら模様ができるほか、頬がほてったり痒くなったりすることがあります。主に飛沫感染により発症しますが、感染力はさほど強くありません。幼児から小学校低学年の頃にかかりやすいと病気とされています。

プール熱

プール熱とは、「アデノウイルス」と呼ばれるウイルスが原因で発症する病気で、高熱、頭痛、喉の痛み、鼻水などのほか、扁桃腺の腫れなどの症状が現れます。正式名称は「咽頭結膜熱」と言います。プールの水を介して感染することが多いことから、このような名称で呼ばれています。潜伏期間は5~7日程度で、最初は高熱が生じ、その後、喉や目に炎症などの症状が現れます。

百日咳

百日咳

百日咳とは、百日咳菌という細菌に感染することで発症する病気です。主に、感染した人の咳やくしゃみから菌が飛び散って感染します。発症してすぐはあまり熱が出ず、普通の風邪のように思いますが、次第に咳が強くなり、激しく咳き込むようになります。潜伏期間は7~10日程度で、感染力が強いのが特徴です。母親から免疫をもらうことができないため、赤ちゃんにも発症する病気です。特に生後6ヶ月以内の赤ちゃんがかかると、咳により息ができなくなることがあるため、命に関わる危険性もあります。

熱性けいれん

熱性けいれん

熱性けいれんとは、発熱が原因で起こる痙攣発作です。生後3ヶ月から6歳頃にかかりやすいとされており、日本人のお子様の7~8%が成長するまでに1回は痙攣を起こすと言われています。乳幼児の頃の脳は未熟なため、発熱することで脳神経細胞が興奮し、痙攣やひきつけを起こしやすくなります。しかし、予防的な処置を行わなくても、ひきつけを起こすのは70%程度が1回のみで、また、繰り返し引きつけを起こす場合でも、痙攣が短時間で収まるようであれば後遺症は残りません。

手足口病

手足口病とは、「エンテロウイルス」というウイルスが口から入り込み、感染することで発症する病気です。病名の通り、手の平、足の裏、口の中、舌などに米粒大の水泡ができます。そのほか、膝、肘、尻にできることもあります。基本的に手などにできた水泡には痒みはありませんが、口内にできた水泡には痛みがあり、よだれが多くなったり、食事が摂りにくくなったりすることがあります。発熱は平熱から38℃など様々で、通常、3日以内に下がります。手足口病は重症になりにくい病気ではありますが、まれに無菌性髄膜炎を合併する可能性がありますので、発熱や嘔吐があった時には注意してください。

病気・予防接種だけではなく
子育てのお悩みまで
ご相談ください

小児科の専門医としてお子様の健やかな成長を第一に考えて治療を行います。病気のことだけでなく、子育てのお悩みにもお応えしますので、何でもお気軽にご相談ください。

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